AdWords API の申請と使い方

わざわざアドワーズのアカウントにログインしなくても、AdWords APIを使えば、プログラム上で有用なキーワード候補を取得出来るとのことでトライしてみました。ネット上に情報もまだまだ少ないので、きっとお役に立てるかと思います。

マイ・クライアント・センター(MCC)のアカウントの作成

マイ・クライアント・センターのテストアカウントでは、正しいキーワード候補が取得出来ません。結局、本番のアカウントでなければ構築したプログラムが正しいものかどうか判別出来ない為、Google公式では推奨していますがテストアカウントは作成しない方針で記事を書いています。

AdWords API を使うには、マイ・クライアント・センター(MCC)にアカウントを作成する必要があります。開設の際の注意事項として、アドワーズ用アカウントを既に開設しているメールアドレスは使えません。別のメールアドレスを使って下さい。「お申込はこちら」をクリックした後、必要事項を記入して「保存して次へ」をクリックしてください。

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入力したメールアドレスでアカウントを持っていない場合は、新たにGoogleアカウントを作成することになります。

入力を完了して「次のステップ」をクリックすると、以下のような画面が出てきます。

入力したメールアドレスへ確認メールが届いているので、その中に記載のURLをクリックしてください。すると以下のような画面が表示されます。登録は完了です。

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AdWords API の申込み

クライアントセンタートップページへのアクセスはこちらから。

右上にある歯車のアイコンをクリックすると「アカウント設定」という項目が出て来るので、開いて下さい。

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左メニューより「AdWords API センター」を選択。

必要事項を入力して、続行をクリックして下さい。

「お支払い情報の設定」という項目があるので選択して入力します。入力に迷うことは無いと思いますので、割愛します。

MCCアカウントとAdWordsアカウントのリンク

一連の作業が完了後、以下のようなメールが届きます。

API トークン申請者様

 ご利用申請いただきありがとうございます。

 お客様のお申し込みを審査したところ、お申し込み時に指定したアカウントにおける、AdWords のお支払い実績が十分ではないことが判明いたしました。API のご利用が最も適しているのは通常、相当な数の広告を管理している広告主や代理店であることをご理解ください。

 もし、AdWords API のご利用申請を継続される場合は、以下の手順に沿って手続きを進めてください。

  1. 既存の AdWords アカウントをクライアント センターにリンクする
  2. このメッセージ末尾のフォームから、現状のお支払い実績からAPIのアクセスが必要となる理由を記載する(たとえば、大規模なツールを開発する、近い将来多くの広告を出す予定がある、等)

お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

MCCトップページにある「既存のアカウントをリンク」より、現在メインで使っているAdWordsアカウントとリンクして下さい。メールには大げさなことを書いていますが、私の場合は、月1万円程度の支払いのAdWordsアカウントとリンクすれば申請に通りました。

申請書の提出

AdWordsアカウントとのリンクが完了したら、上に転載したメールの2.にもあるように、AdWords APIトークンの申請をする必要があります。ここでは事実を書けば良いので大体の項目は書けると思います。また、Googleが意図しない回答であった場合は、質問のメールが届くので、神経質にならなくても良いと思います。注意点は2つあります。

◇ツールの設計資料について

現在、考えている使用方法を大雑把に書けば良いと思います。私の場合は、この仕様書で審査に通りました。

◇「API は AdWords 広告と連動させて使う予定ですか。」の意味

この意味を、作成するプログラムを使ってAdWords広告を掲載したりストップしたりする予定か?と取り違えて、「いいえ」にしたら、以下の質問が届きました。大きい意味で、AdWords広告出稿の為のプログラムであれば、「はい」で良いでしょう。

ツールを利用して取得されるキーワードは、AdWords のために利用されるのでしょうか。あるいは、SEOサービスのためのキーワード調査等を目的として利用されるのでしょうか。

APIトークンが承認されるまで、することはありません。私の場合は一週間ちょっとで承認されました。

プロジェクトの作成

APIトークンが承認されたら、デベロッパーズ・コンソールでプロジェクトを作成します。

プロジェクト名を記入。何でも構いません。

APIと認証>認証情報より、新しいクライアントIDを作成して下さい。

用途に応じて、選択して下さい。PHPの場合はインストールされているアプリケーションでOKです。

メールアドレスとサービス名を入力して保存して下さい。メールアドレスの選択を忘れると、後で記述する、refresh_tokenが取得出来ません。

インストールされているアプリケーションを選択して、クライアントIDを作成して下さい。

これで、クライアントIDとクライアントシークレットが作成されました。後で必要になります。

ライブラリのダウンロード

こちらからGoogleが提供しているライブラリをダウンロード出来ます。ライブラリを使わずに開発するのは至難の業だと思います。私の場合は、PHP開発で、キーワードプランナーの機能を使うことが目的でしたので、このページにある、adwords-examples-and-lib をダウンロードして使いました。あなたが使いたい機能に応じてファイルをダウンロードしてきてください。

プログラムを設定するのに、PHPが実行出来るshell環境が必要です。私は、xammpを使いました。

プログラムのカスタマイズ

auth.ini の編集

ファイルを解凍した中にある、

\lib\Google\Api\Ads\AdWords\auth.ini

を開いて、必要事項を入力して下さい。refresh_tokenをこれから取得することになるので、そこは空けておいて構いません。userAgentは何でも構いません。clientCustomerIdは、MCCの右上のものを入力すればOKです。

Shellの実行

refresh_tokenを取得するには、Shellを実行する必要があります。右3段目にあります。

\examples\AdWords\Auth\GetRefreshToken.php

を実行します。xammpであれば、以下のように入力してリターンを押して下さい。

 URLが発行されるので、ブラウザーに貼り付け、実行して下さい。URLをコピーするには、右クリックで「範囲選択」メニューを選択後、左クリックしながらURLを全て選択し(白く反転する)、また右クリックして下さい。

承認画面が現れるので、「承認する」をクリック。

下の画面で発行されたコードをコピーします。

Shell に戻って「After approving the token enter the authorization code here:」の右へ貼り付けます。これでやっと、refresh_tokenが取得出来ました。

さっきの auth.ini へ書き込んで下さい。

これでやっと、開発環境が整いました。

キーワードプランナーのサンプルプログラムの実行

キーワードプランナーのサンプルプログラムは、

\examples\AdWords\v201502\Optimization\GetKeywordIdeas.php

にあります。100行目辺りにある、

 をコメントアウトした上、ローカル環境を起動して試しに実行してみて下さい。元のコードにバグがある為、エラーが出ていますが、キーワード自体は取得出来ています。

このPHPファイルと、APIリファレンス(左メニューにあります)を参考に、独自のプログラムに書き換えていってください。キーワードプランナー関係のリファレンスはこのページにまとめられています。

まとめ

AdWords API の申請から使い方までを解説しました。多分、現時点で一番詳しい解説記事だと思います。APIが使えるようになるまで手続きが中々面倒なんですが、これを使いこなしている方はどの位いるんでしょうか?もう少し、手続きを簡略化してもらえればなと思いました。

 

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