筆まめを起動するたびに「アップグレード」の通知が出て困る場合、最も確実なのは 筆まめ本体(exe)だけの外部通信を遮断する方法です。
IPアドレスで遮断しても、接続先が変わると再発することがありますが、この方法なら 接続先が変わっても効果が継続します。
本記事では、Windows 11 標準機能(Windows Defender ファイアウォール)だけで設定する手順と、元に戻す解除手順をまとめます。
できること/できないこと
できること
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筆まめ起動時の アップグレード通知(オンライン取得)を止められる
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PC全体ではなく、筆まめ本体だけネットワークを遮断できる
できないこと(注意点)
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筆まめの外部通信を使う機能(オンライン素材取得、クラウド連携、更新確認など)がある場合、それらも使えなくなります
※印刷やローカル作業は通常影響しませんが、機能構成は環境により異なります。
対象プログラム(筆まめ本体exe)
今回遮断するプログラムのパスはこちらです。
C:\Program Files (x86)\SOURCENEXT\Fudemame\Mamew35.exe
遮断手順(筆まめ本体だけ外部通信をブロック)
Windows Defender ファイアウォールで「送信の規則」を追加します。
1. ファイアウォールの詳細設定を開く
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Win + Rを押す -
wf.mscと入力して Enter
「Windows Defender ファイアウォール(詳細設定)」が開きます。
2. 「送信の規則」から新しい規則を作成
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左側メニューで 「送信の規則」 をクリック
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右側の操作メニューで 「新しい規則…」 をクリック
3. 規則の種類は「プログラム」
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「規則の種類」で 「プログラム」 を選択 →「次へ」
4. 筆まめ本体exeを指定
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「このプログラムのパス」を選択
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「参照」を押し、次の exe を指定 →「次へ」
C:\Program Files (x86)\SOURCENEXT\Fudemame\Mamew35.exe
5. 操作は「接続をブロックする」
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「接続をブロックする」 を選択 →「次へ」
6. 適用するプロファイルを選ぶ
迷ったら以下の設定が確実です。
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ドメイン / プライベート / パブリック をすべてチェック →「次へ」
(会社PCなどでポリシーがある場合は、利用しているネットワーク種別のみでも可)
7. 規則に名前を付けて完成
例:
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筆まめ 外部通信ブロック(Mamew35.exe)
「完了」を押したら設定は完了です。
動作確認
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筆まめを起動して、アップグレード通知が表示されないことを確認します。
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まだ出る場合は、別プロセス(別exe)が通信している可能性があります。その場合は「通信しているexe名」を確認し、同じ手順で追加遮断します(後述)。
解除手順(元に戻す方法)
状況に応じて「一時的に戻す」か「完全に削除」か選べます。
一時的に戻す(おすすめ)
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wf.mscを開く -
左:「送信の規則」
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作成した規則(例:筆まめ 外部通信ブロック)を探す
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右クリック → 「規則を無効にする」
これで外部通信が再開します。再び止めたい場合は 「規則を有効にする」 で戻せます。
完全に削除する
同じ画面で、作成した規則を右クリック → 「削除」
それでも通知が出る場合(補足)
本体以外の exe がネットワーク接続しているケースがあります。
追加遮断が必要な典型例
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起動後に別exe(アップデータや通知モジュール)が通信している
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本体が別exeを呼び出して更新確認している
確認方法(Windows標準)
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Win + R→resmon -
「ネットワーク」タブ → 「TCP 接続」
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筆まめ起動直後に通信している 「イメージ(exe名)」 を確認
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その exe に対しても、本記事と同じ手順で「送信ブロック」規則を追加
まとめ
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IP遮断は再発しやすいが、プログラム単位の送信遮断なら接続先が変わっても確実
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Windows標準の「Windows Defender ファイアウォール(詳細設定)」だけで実現できる
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解除も「無効化」か「削除」で簡単に戻せる
参考:今回の遮断対象
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筆まめ本体:
C:\Program Files (x86)\SOURCENEXT\Fudemame\Mamew35.exe
