WordPressを使えば、会員サイトを構築できます。会員サイトを作成すると、限定した会員にのみコンテンツを公開することが出来ます。このページへ来られた方も、会員サイトの構築を検討されていることだと思います。
しかし、多くの記事では海外製のプラグインの紹介ばかりです。そして、実際にどのようなサイトが構築できるのかまで紹介している記事は殆どありません。
この記事では、事例や日本製のプラグインを紹介します。
会員サイトを作るメリットは?
読者の情報を取得出来る
一般的なWEBサイトは、全ての人へ情報を提供しています。会員サイトを作ると、全員に公開する記事の他、会員登録した人にのみ情報を公開することができるようになります。
これにより、本当にその情報を欲しいと思っている読者のメールアドレスなどの情報を取得することができ、濃い読者を囲い込むことができます。
マネタイズできる
一部の情報のみを月額課金の有料で公開することが出来ます。これまで無料で垂れ流していた貴重な情報を、有料で公開することによって、収益の柱にすることが出来ます。
会員制サイトの事例
私が構築した会員サイトの事例です。
F1ライフ
F1の記者が取材した情報を、リアルタイムで公開しているサイト
フィデリア株式投資顧問
株式投資の情報サイト
会員制データプライバシー情報サイト
GDPRをはじめとした、データプライバシーの情報サイト
会員サイトを作成するプラグイン
上記の事例は全て、同じプラグインで作成しています。そのプラグインは、CMS × WP のものです。有料ですが、日本人が作っているので日本語の詳しい設置マニュアルがありますし、バグフィックスや新しい機能の追加など頻繁にバージョンアップをしていますので、安心です。
会員サイトを構築するのに必須:フロントエンドユーザー管理プラグイン
会員サイトを構築するのに必須なプラグインです。このプラグインを使うことで以下のことが出来ます。
- 会員の登録機能
- 登録したユーザーのみが閲覧できる記事を作成できる
読者の囲い込みだけを目的として、月額課金を考えていない場合は、このプラグインの他は不要です。
月額課金に必要:ネットショップ管理プラグイン
このプラグインを使うことで、以下のことが出来ます。
- 月額課金の仕組みを構築することが出来ます
- 都度課金出来ます
- PDFをダウンロード販売出来ます
- 複数の会員種別をつくることが出来ます(プレミアム会員は全部の記事が読めるが、ベーシック会員は一定の記事しか読めないなど。)
各種の決済プラットフォームに対応
PayPalやイプシロンをはじめとして、20種類以上の決済プラットフォームへ対応しています。海外製の場合は、PayPalくらいしか対応しているプラグインは無いでしょう。PayPalで決済を考えている、という場合は特に問題無さそうに見えますが、金融系の情報でPayPalを使う場合は、使えないかも知れません。実際、とある金融系のサイトで使っていて、何もトラブルを起こしていないのにいきなり利用停止となりました。
因みに私がオススメの決済プラットフォームは、PayPalとテレコムクレジットです。この両社は、月の途中に契約しても、厳密に30日間サイクルで決済が出来ます。他のプラットフォームは、決済締め日があるので、契約月については、厳密な30日サイクルなどは出来ません。
無料メルマガ配信も可能:メールマガジンニュースレタープラグイン
このプラグインを使うと、以下のようなことが出来ます。
- ベーシック会員のみに配信したいということが可能。会員期間を過ぎている人にはもちろん配信されない
- 会員登録をせずに無料メルマガへ登録した方にも配信可能
- 時間指定して配信可能
このプラグインで会員サイトを作成する場合、不足した機能はありません
このプラグイン以外に何個か会員サイトを作成できるプラグインはありますが、私がザッとみた感じ、他のプラグインではできるがこのプラグインではできないという機能はありません。
「こんなことはできるの?」という疑問をお持ちの方は、お問い合わせ頂ければ、分かる範囲で回答致します。
会員サイトの作成も承っています
CMS × WPのプラグインを購入し、サイトへ掲載してあるマニュアルを見れば、会員サイトは作れます。
しかし、何サイトも制作してきた、私が作成する場合でも2ヶ月はかかります。また、プラグインにある機能だけを使うとユーザビリティがイマイチという場合もあります。
本業を蔑ろにしたくないとか、使い易いサイトを作りたいという場合は、私へ是非ご依頼下さい。「一部だけわからないから手伝って欲しい」という場合もお気軽にお問い合わせ下さい。